ゴボウはあせもや湿疹に効く!

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汗をかくと、あせもとか湿疹とかが悩みになってきますね。

その、あせもは、なぜできるのでしょうか。

私たちの皮膚には、約200万個の汗腺があって体温を調節しています。

ところが、暑い日に汗をかいたまま放置していたりすると、汗腺の出口が詰まり、炎症を起こしてしまいます。これがあせもです。

あせもには、水晶様汗疹(かんしん)と紅色汗疹の二種類がありますが、水晶様汗疹は初期のあせもで、まだ炎症が起こっていない状態。

この段階ならば、適切な対処置で数日で治ります。

普通あせもと呼ぶのは、この紅色汗疹の段階です。

これは角質層より深い層に汗管がつまりますので、かゆみを伴います。

それで、つい掻きむしってしまい、傷口から細菌がを入れてこじらせるというパターンです。

こうなる前の予防を考えたいものです。

あせも予防の原則は汗をまめに拭くということです。

ところが、このあせもや湿疹を予防してくる食べ物がありました。

ゴボウです。このゴボウには制汗作用があります。

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土中深くに生きてきたゴボウは、抗菌力が強く、特に皮の近くにあるポリフェノールに有効成分が潜んでいます。

 

その成分はサポニンとタンニンという成分なのですが、タンニンには、皮脂腺を引き締める制汗作用があり、化粧品などにも使われています。

 

もう一方のサポニンは、抗炎症作用・抗アレルギー作用がありますから、アトピーやあせもなど皮膚の炎症を防ぎます。

ところが、こうした良い成分は、皮の近くにあり、言わば、アクのところなので、調理の時は、大抵はアク抜きと称されて捨てられてしまう運命なのです。

このアクこそが、ゴボウの一番重要な役割を持つポリフェノールですから、すべて食べるためには、ゴボウ茶として飲んだ方が、有効成分を摂取できるかもしれません。

 

カルシウム、マグネシウムも多く、ビタミンB群も豊富で、食物繊維もたっぷりですから腸をきれいにしてくれ、結果的に腸内の善玉菌を増やしてくれます。

これ以外にもゴボウは、血糖値の急激な上昇を防ぎ糖尿病を予防しますし、血圧を下げる役割も果たしてくれます。

皮膚疾患だけでなく、実に有効成分を兼ね備えた食べ物です。

皆さんも、アクを抜かないでキンピラとか筑前煮とかで、ゴボウをどんどん食べてくださいね。

また、千切りに切ったゴボウを干して湯船に浮かべても、あせもや湿疹に有効です。